エリスエリクソン

お店でエリスのボードを取扱い開始したのは2023年。
エリスエリクソンは
オーストラリアのサーファー&シェイパー。
バリバリのコンペティターだった時代を経てシェイプの道へ。
以前からアンドリューキッドマンの名作
@ontheedgeofadream_ を何回も観て、そのライディングやエッジシェイプの理論に魅了され、いつかは乗ってみたかったボード。
チャンスが来たのは、2022年11月。
久しぶりに来日するという話を聞いてすぐに八王子の 「RIDE SURF+SPORTS」柴田さんに連絡すると、なんと千葉に数日滞在するという。
エリスに会って板の試乗もしたい旨を伝えると快諾してくれて、翌日すぐに実現することに。
エリスに僕の事を紹介してもらい、最新モデルのライトカイトや代表モデルのファーストモデルを見せてもらった。


やはり最初はこれかなと6'6"のファーストモデルを選ぶと、フィンの入り方が少しズレのあったボックスに、エリス自らフィンをサンディングしながらセッティングしてくれた。
さっそくエリスと柴田さんを始め、名だたるライダー達とセッションスタート。
波は少しジャンク気味でもスムーズなテイクオフと踏まなくても加速する新しい感覚。
もちろん踏めばターンはさらに加速して伸びていき、踏む場所を足ひとつ分変えるだけで乗り心地の変化が大きい。
それにもすごく驚いた。
柴田さんやライダー達も笑顔で良いターンを連発していた。
エリスのサーフィンはとにかくすごかった。
ライトカイトに乗り、ジャンク波をまったく感じさせないスムースさとすごいスピード。
ここぞというセクションでのパワーのあるターン。
分厚いスプレーを何度も飛ばしていた。
これはいち早くマイボードがほしい。。。
セッション後には、ボードをさっそくオーダーしたいこと、2月にオーストラリアへ行く予定があることを伝えて、シェイプルームにも訪問する約束ができた。

2月になって約束通りシェイプルームを訪問した際には、たくさんのボードを見せてくれた。
中には次に試そうと思っているというテールを変えたボードまで。
特にレール形状の好みを知りたかったようで5〜6本のボードを触ったり抱えたりして、これはどうだと入念に確認された。
数ヶ月前に突然出会った日本人に、とても丁寧に接してくれて感激したし
シェイプに対して一切妥協のない情熱がすごく伝わってきて、こんな人のシェイプしたボードに乗れると思うと嬉しかった。


エリスのボードは巨大なEPSブランクスを自らホットワイヤーと言われる電熱線でカットするとこから始まる。
もちろんひとつひとつのカスタムボードに合わせたブランクスができ、その過程での余分な削りカスを無くし、廃材はすべてリサイクルされる。
それもまたこだわりの1つと認識していたけど、エリスにとっては当然のことなのかもしれない。
そして10月。
待ちに待った『ファーストモデル』が完成。
AUSでシェイプされ、日本で一流の技術をもつファクトリーでグラッシングされたボードは美しかった。
初乗りはちょうど海外トリップのタイミング。
胸肩サイズのリーフブレイクで乗りやすい波。
初ライドから言うことなしの速さと気持ちよさ。
間違いなかった。ライトもレフトも乗ってみてサーフィンの世界が広がるのを確信した。


ここからさらにさまざまな波で乗りこみ、ボード性能を感じながら深く理解していきたい。
次にエリスが日本に来た時は必ずセッションしに行こうと決めて
それまでエリスのメッセージ通りエッジを信じてターンを磨き続けよう。

待望のライトカイトが完成したのが12月。
それからは異次元のボード性能に虜。とにかくいろんな波で試して大好きなボードに。

エリスとのセッションが実現したのは、2024年7月
その日は腰前後の柔らかい鹿嶋の波。
6’10くらいのライトカイトフィッシュテールに乗り、とんでもないスピードで回りを驚かせていた。
柴田さんスペシャルボードもとても良い感触で、フィッシュテールの乗り心地の良さが◎


現在は様々なモデルをテストして、ユーザーのみなさまにお勧めしています。
カスタムオーダーは随時受付中!! 一番人気モデルのライトカイトは
「これ乗ってからサーフィンが楽しくてしょうがない」と、サーフィン歴30年を超えるライダーがいうほど。。。
同じ世界を共有したい方はぜひご相談ください。

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